孤独と健康

 

 今年は夏が短かいように感じましたが、みなさまはいかがですか?8月に長い雨が続き、

そのまま徐々に秋に移行したように思います。9月中旬頃からは虫の音も聞こえ、朝晩は

涼しく、日中も過ごしやすくなりました^^

この時期はウォーキングにもってこいですから、天然のコルセットを意識して

「3分早歩き→3分ゆっくり」を繰り返すインターバル速歩にチャレンジしてみてはいかが

でしょうか^^3分の早歩きを息が弾む程度までスピードアップしていただくと、筋力アップ

の効果も期待できますp(^ ^)q

 

 さて、今日は先日気になる内容をニュースで聞きましたのでみなさまにもシェアさせて

いただきたいと思います。

 

■孤独は健康リスクを高める

 「社会的な繋がりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」(アメリカ/ブリンガムヤング大学)という研究報告があることをご存知でしょうか。この研究によると、孤独が寿命に与える影響は、1日15本の禁煙よりも高く、過度の飲酒の2倍、運動不足や肥満の3倍もの影響力があるそうです。

 また、精神科医の樺沢紫苑氏によると「孤独を感じる人は、正常な人に比べて死亡率が1.3〜2.8倍、心疾患が1.3倍、アルツハイマー病のリスクが2.1倍、認知機能の衰えが1.2倍に高まります。また、うつ病が2.1倍、自殺念慮が3.9倍と、メンタルに対しても甚大な悪影響を及ぼす」とのこと(東洋経済ONLINE「日本人がやりがちな『寿命を縮める』3大悪習慣』より)

 コロナ禍でリモートワークが進み、孤独や不安を抱える人が増加傾向にあることが指摘されています。特に20代から30代

の若い世代に孤独感を感じる人が増えたというデータ(野村総合研究所)もあり、意識しておきたいところです。皆さんご自身、そして周りの方々は大丈夫ですか?

 

■好き嫌いの判断せず受け入れる

 人は人と会話をしたり関わることで「幸せホルモン」セロトニンや「愛情ホルモン」オキシトシンの分泌が促進されます。これらの物質には様々な健康効果があると言われていますが、孤独感が強い場合その恩恵を受けることが減りそうです。孤独が健康に影響するのは、そういったことも関係しているのかもしれません。

 

 以前よりも孤独や不安を感じることが増えたと感じているなら、職場でも家庭でも、習い事でも買い物でも、人と触れ合う機会を作りましょう。そこで出会う人を好き嫌いの判断せず、そのままを受け入れることができるようになったら、今よりもずっと安心して、人との繋がりを感じて生きられるようになれるはずです^^